2025.03.28

花粉症に悩まない家づくりのポイントとは?

毎年春になると、多くの人が花粉症に悩まされます。

くしゃみや鼻水、目のかゆみなどのつらい症状に加え、外出を控えるなど生活の自由も制限されがちです。

せめて家の中では快適に過ごしたい──そう考える方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが「花粉症に配慮した家づくり」。

今回は、花粉の侵入を防ぎ、家の中で少しでも快適に過ごすための工夫やリフォームのポイントをご紹介します。

 

1.花粉を「持ち込まない」工夫をする

花粉対策の基本は、外から花粉を家の中に入れないことです。ちょっとした工夫で、室内への花粉の持ち込みをぐっと減らせます。

1)玄関まわりでしっかりガード

玄関にコート掛けや脱衣スペースがあると、外出時の服や上着を室内に持ち込まずに済みます。できれば、玄関のすぐ近くに収納をつくると便利です。

2)花粉を落とせるスペースを用意

玄関に風除室や土間スペースを設けて、帰宅時に衣類についた花粉を払える場所があると安心です。室内に花粉が入り込むのを防ぐ効果があります。

3)空気清浄機を活用する

玄関やリビングの入り口付近に空気清浄機を設置すると、花粉をフィルターでキャッチしてくれるのでおすすめです。

2.室内に花粉を「入れない・ためない」工夫をする

家の中の空気環境を整えることも、花粉症対策には欠かせません。

1)換気と空気の流れを意識する

24時間換気システムは、今の住宅では一般的になっています。花粉フィルター付きのタイプを選べば、外の空気を取り込みつつ花粉をしっかりカットしてくれます。

また、風が家の中を通り抜けやすいように窓の配置を考えることも大切です。網戸に花粉対策フィルターを取り付けるのも効果的。

開口部を必要最小限にしたり、玄関からリビングまでの動線を短くするなど、間取りの工夫も有効です。

2)掃除しやすい素材を選ぶ

花粉が溜まりにくく、掃除しやすい素材を使うことで、室内の清潔さを保ちやすくなります。

たとえば、床はフラットなフローリングやタイル素材がおすすめです。カーペットや凹凸の多い床材は、花粉が入り込みやすく掃除も手間がかかります。

カーテンも、布よりブラインドやロールスクリーンなど拭き取りやすいものを選ぶと清掃がラクに。

さらに、窓やドアなどの建具は気密性の高いものにすることで、隙間から花粉が入り込むのを防げます。

3)リフォームでできる対策も

中古住宅を購入した場合や、今住んでいる家を快適にしたい場合には、リフォームで花粉対策を取り入れることもできます。

たとえば、花粉フィルター付きの換気扇への交換や、床や窓の張り替え・取り替え、家具の見直しなどが効果的です。

大がかりな工事をしなくても、カーテンをブラインドに変えるだけでも空気環境は変わります。

花粉に負けない快適な住まいをつくろう

花粉症に悩む方にとって、家の中が「安心できる場所」であることはとても大切です。

「持ち込まない」「入れない」「ためない」工夫を取り入れることで、毎日の暮らしがずっと快適になります。

新築はもちろん、中古物件を購入してリフォームする場合でも、花粉に負けない家づくりは十分可能です。

花粉症にやさしい家づくりや新居探しのご相談は、ぜひRutoまでお気軽にどうぞ。あなたの暮らしにぴったりの快適な住まいをご提案します。

 

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