2024.08.18
土地や建物を希望通りの価格で売却できるかどうかは、依頼する不動産会社の腕にかかっていると言っても過言ではありません。
しかし一方で、どのような基準で不動産会社を選べばいいのかわからず、不動産売却に着手できないという方も少なくありません。
そこで今回は、信頼できる不動産会社を見極める5つのポイントを解説します。
1. 査定額の根拠を明確にしてくれる
信頼できる不動産会社の特徴として、査定額の根拠を明確に説明してくれるという点が挙げられます。
査定額の根拠というのは、具体的には周辺の取引事例や市場動向、物件の状態などのこと。不動産を売却する際、誰もが「できるだけ高く売りたい」と考えますが、物件の条件によっては必ずしも高値で取引できるとは限りません。
希望の査定額でなかったとしても、単に「この金額です」と提示するのではなく、どうしてその金額になるのかを丁寧に説明してくれる会社であれば、納得のいく状態で売却を進められる可能性が高いと言えます。
2. 営業担当者に提案力があり知識が豊富
不動産取引は大きな決断を伴うため、提案力があり知識の豊富な営業担当者を味方につけることが重要です。
取引経験が豊富な担当者であれば、市場動向を踏まえた売却時期や価格設定、買い手に対して物件の魅力を伝える方法などを的確にアドバイスしてくれます。また、不動産取引にはさまざまな法律や税金が絡んでくるため、それらに精通した不動産会社に依頼するということも、売買を成功させるために大切なポイントです。
3. スピード感をもって対応してくれる
不動産売買の市場の動向は日々変化するため、スピード感を持って対応してくれる会社を選ぶことも大切です。特に、売却を急いでいる場合や競合が多い地域での取引では、スピード感が成功の鍵を握ります。
スピード感のある会社を見極める基準として、まずは問い合わせへの対応速度や、初回相談の予約がどれだけ早く取れるかをチェックしましょう。また、過去のクライアントからの口コミやレビューで「対応が迅速だった」という評価が多い会社は、信頼できる可能性が高いです。
さらに、手続きに必要な書類の準備や、物件の紹介を迅速に行えるかどうかも重要なポイントです。具体的なスケジュールや進捗状況をこまめに報告してくれる会社は、安心して取引を進められるでしょう。
4. デメリットも伝えてくれる
信頼できる不動産会社を見極めるには、デメリットやリスクも包み隠さず伝えてくれるかどうかもチェックしましょう。
例えば、物件の立地に問題がある場合や、修繕が必要な箇所がある場合に、包み隠さずに伝えてくれる会社は、顧客が本当に満足のいく売買を実現できるように積極的にサポートしてくれます。
不動産は取引金額が大きい分、後に大きな損失を生まないためにも、売主自身も物件が持つデメリットやリスクをしっかりと把握したうえで取引を進めることが重要です。こうしたマイナス点も考慮した売買を提案してくれる不動産会社は、誠実で信頼できるパートナーになると言えるでしょう。
5. エリアに精通している
土地や建物の売却をより有利に進めたいのであれば、地域に精通している不動産会社に依頼することも大切です。
例えば、エリア内の学校や交通アクセス、近隣の生活環境など、具体的で細かい情報は、物件の価格設定や広告の打ち出し方など、売却活動におけるさまざまな場面で役立ちます。
特に地域密着型の不動産会社は、地域の特性や魅力に詳しいだけでなく、地元ならではのネットワークを持っているケースも少なくありません。さらに、多くの顧客を抱える大手の不動産会社よりも、顧客や物件に合わせたきめ細やかな提案をしてもらえるのも魅力と言えます。
顧客と担当者の距離が近い地元密着型の不動産会社であれば、より納得した不動産売却を実現できる可能性が高いということです。
信頼できる不動産会社を味方につけて納得のいく不動産取引を
大切な土地や建物を納得のいく条件で売却するには、顧客に寄り添った提案やサービスを提供できる不動産会社を見極めることが重要です。
知識と経験豊富なスタッフに出会いたいと思ったら、ぜひ一度Rutoにご相談ください。お客様ひとりひとりに合わせて、最適な方法での売買をご提案します。