2024.06.28

不動産売却時はリフォーム不要!リフォームしないほうがいい理由と迷った時の対処法

 

建物を売却する際に、リフォームしたほうが高く売れるのでは?とご相談に来られる方は少なくありません。

しかし、希望条件でスムーズに不動産を売却したいのであれば、リフォームはせずに売り出すことをおすすめしています。

今回は不動産の売却活動において、リフォームが不要とされる理由と、リフォームするかどうか迷った際の対処法についてお話します。

売却時のリフォームが不要な理由

不動産売却時に大規模なリフォームを行うことは、必ずしも効果的とは言えません。

その理由は大きく分けて、以下の3つです。

 

1)リフォーム費用は売却価格に反映されない

リフォームにかかった費用を、売却代金で回収できない可能性が高いというのが1つ目の理由です。

リフォームにかかった費用は、必ずしも売却価格に反映されるわけではありません。

例えば、100万円をかけてキッチンを改装しても、それが売却価格にそのまま加算されるとは限らないということです。

建物の売却価格は、リフォームした箇所が新しいかどうかではなく、市場環境や物件の立地、物件の基本的な魅力など、他の多くの要因が複雑に絡み合って決まります。

そのため、売却価格をアップさせたいからと言って、大規模なリフォームを行うことはおすすめできません。

2)リフォーム完了まで売却活動を始められない

リフォーム期間中は売却活動を開始できないため、市場の良いタイミングを逃すリスクがあります。

不動産の売買にも売れやすい時期・売れにくい時期があります。リフォーム工事が予定より長引くことがあれば、せっかく売却機会を失う可能性は否めません。

特に近年では、人材不足や資材不足、リフォーム需要の増加などにより、以前よりもリフォームに多くの期間がかかるようになりました。

こうした側面からも、リフォームせずに物件を市場に出した方が、希望する時期に売却できる可能性が高いと言えます。

 

3)買い手の好みに合うとは限らない

3つ目の理由は、売主が選択した素材や設備が、必ずしも買い手の好みに合致するとは限らない点です。

中古物件の購入を検討している方は、購入後に自分好みにリフォームしたいと考えているケースも少なくありません。

そのため、売主側でデザインを一新して売り出すよりも、手を加えずに市場に出したほうが、多くの人の目に留まりやすくなると言えるのです。

 

修繕・清掃はしたほうがいい場合も

フォームするか迷ったらまずは不動産会社に相談

建物の売却時は、基本的には売主によるリフォームは必要ありません。

しかし、建物や設備の状態によっては、補修・修繕してから売却活動を開始したほうが、買い手が見つかりやすいケースもあるため、慎重に検討することが重要です。

リフォームをするかどうか迷ったら、まずは不動産売買専門の不動産売社に相談することをおすすめします。

株式会社Rutoは、石川県で土地や建物の売買を専門に取り扱っている、地域密着型の不動産会社です。

「どうしたら高く売れるの?」「この部分は修繕した方が良い?」など、不動産売買に関するさまざまなお悩みにお答えしています。

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