2025.10.08
土地や建物といった不動産を売却する際、どのような基準で業者を選んだらいいか迷われる方は多くいらっしゃいます。
不動産会社には大手企業と地域密着型の企業がありますが、土地や建物を売却するのであれば、地域密着型の不動産会社を選ぶのがおすすめです。
今回は大手と地域密着型のそれぞれのメリット・デメリットと、不動産会社選びのコツについてお話します。
大手不動産会社のメリットとデメリット
大手不動産会社を選ぶ最大の利点は、広告能力の高さと全国規模の顧客ネットワークです。
全国各地に支店を持つ大手企業は、チラシやインターネットなどさまざまな高校媒体を活用して、
日本全国に売却物件の情報を拡散できます。人の目に多く触れることで、売却のチャンスが増えることは大きなメリットと言えるでしょう。
また、大手の不動産会社は抱えている顧客が多いのも特徴。
潜在的な買主候補が多いため、スムーズに売却を完了させられる可能性が高いのです。
一方デメリットとしては、顧客への個別の細かい対応が難しい点が挙げられます。
1人の営業担当者が一度に多くの案件を扱うため、顧客1人1人に対する対応が疎かになりがちです。
また、全国規模で運営しているため、地域特有の市場情報に精通していないこともあり、
その地域の市場状況を反映した売却戦略を立てにくいという点もデメリットです。
地域密着型不動産会社のメリットとデメリット
地域密着型の不動産会社の最大のメリットは、地域に特化した知識が豊富である点です。
学区や商業施設、ローカルなイベントといった、その地域特有の情報に精通しているため、
同じ地域で物件を探している方に対して、効果的に営業をかけてもらえる可能性が高いと言えます。
また、顧客1人1人に時間をかけて対応できるため、それぞれの物件に合わせて細かい販売戦略を立ててもらえたり、
親身になってアドバイスをもらえたりするのも魅力です。
ただし、地域密着型の不動産会社は、会社ごと・担当者ごとにサービスや営業力にばらつきがある点がデメリットとして挙げられます。
不動産会社の選び方次第では、思ったような売却活動にならない可能性ある点は、押さえておかなければなりません。
不動産会社選びのポイント
不動産売却の成功のカギは、不動産会社選びが握っていると言っても過言ではありません。
不動産売却の第一歩として、自分に合った不動産会社選びのポイントを知っておきましょう。
1)不動産売買を専門にしているかどうか
まず必ず確認しておきたいのは、不動産売買を専門にしている業者かどうかです。
ひとくちに不動産会社と言ってもさまざまな分野があります。
大きく分けても賃貸・管理・売買の3つに分かれ、売買もさらにマンションと土地建物に分かれます。
不動産会社であれば基本的に依頼を断ることはありませんが、土地や建物を希望条件でスムーズに売却したいのであれば、
土地・建物の売買を専門にしている不動産会社を選びましょう。
気になる不動産会社の得意分野を見極めるには、ホームページを確認するのがおすすめ。
さらに、売却したい不動産のあるエリアを専門にしている不動産会社であれば、より効率的に売却活動を進められます。
2)担当者の人柄と知識量
不動産の売却は複雑で時間がかかるプロセスですので、担当者との信頼関係が非常に重要になります。
担当者の人柄や不動産に関する知識量、対応のスピード感を見極めることは、ストレスを感じずに取引を進めるために必須です。
査定の際に実際に会って話したり、過去に利用した人の口コミをチェックしたりすることもおすすめします。
担当者が顧客の要望を丁寧にヒアリングしてくれ、親身にアドバイスしてくれるかどうかが、不動産売買の成功を大きく左右するということを覚えておきましょう。
不動産の売却ならまずは地域密着型の不動産会社へ
不動産会社にはさまざまな規模がありますが、土地や建物を売却する際には、地域密着型の不動産会社に依頼することをおすすめします。
株式会社Rutoでは、土地や建物の売却をお考えのお客さまに親身に寄り添い、ご満足いただける不動産売買の実現に真剣に取り組んでおります。
石川県で不動産の売却をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。