2025.01.28

「家を売却したら確定申告をしなくてはいけない」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。

家を売却して利益が出た場合、確定申告をして「譲渡所得税」という税金を納める必要があります。

普段確定申告に慣れていない方には、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、しっかり準備すれば大丈夫。

今回は確定申告の流れや注意点をわかりやすく解説します。

1.確定申告の流れをチェック!

確定申告は、物件を売却した翌年の2月16日~3月15日に行います。ここでは確定申告をする際の大まかな流れを押さえましょう。

1)必要な書類を準備する

確定申告には、以下の書類が必要です。

  • 確定申告書
  • 譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算書)
  • 売買契約書等の写し等

確定申告書にはいくつか種類がありますが、家を売却した際には「B様式(第一表)」と「第三表(分離課税用)」の2つの書式を使用します。

書式は最寄りの税務署や役所で配布されているほか、国税庁のホームページからもダウンロード可能です。

また、マイナンバーカードを持っている方であれば、電子申告(e-Tax)の専用ソフトウェアに直接入力して提出してもいいでしょう。

譲渡所得の内訳書というのは、家を売却した際に受け取った金額とかかった費用を記載する書類です。

ちらも国税庁のホームページから書式をダウンロードするか、e-Taxでの電子申告も利用できます。

2)書類を提出する

確定申告には、いくつかの方法があります。それぞれの特徴を確認し、自分に合った方法を選びましょう。

①税務署の窓口に提出

税務署職員に直接相談しながら手続きしたい方は、申告書を税務署窓口に直接提出する方法がおすすめです。

ただし、申告期間中は窓口が非常に混雑するため、時間に余裕を持って利用しましょう。

②郵送で提出

税務署に直接行く時間が取れない方や、電子申告を利用できない方の場合は、郵送で提出する方法もあります。

自分のペースで書類を準備でき、混雑も避けられる点は大きなメリットです。

③電子申告(e-Tax)

マイナンバーカードを持っている人であれば、電子申告(e-Tax)の利用がおすすめです。

自宅から24時間いつでも申告ができるだけでなく、提出書類を印刷したり郵送の手配をしたりする手間を省けます。

ただし、マイナンバーカードは申請から発行までに日数がかかるため、早めに手続きをしておく必要があります。

 

2.家の売却後の確定申告で注意すべきポイント

家を売却した際に行う確定申告では、損をしたりペナルティを受けたりしないために、注意しておきたいポイントもあります。

1)必ず期限を守る

確定申告の期間は、売却した翌年の2月16日~3月15日と定められています。

この期間を過ぎると、「無申告加算税」や「延滞税」といったペナルティが発生する可能性があるため、余裕を持って手続きすることが重要です。

2)特例を活用できる場合がある

一定の条件を満たす形で不動産を売却した場合、譲渡所得税を大幅に抑えられる特例を活用できるケースがあります。

例えば、マイホームを売却した場合であれば、譲渡所得(物件を売却して発生した利益)から最大3,000万円までの控除を受けられます。

つまり譲渡所得が3,000万円以下であれば、譲渡所得税は課税されないということです。

譲渡所得税に関する特例は他にもいくつかありますが、特例の適用を受けるためには追加書類の提出などが必要という点には注意しましょう。

 

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