2024.09.28
不動産会社による査定が、土地や建物の売却金額を左右すると言う話を聞いたことがあるでしょうか?
納得のいく不動産取引を行うためには、売却活動や購入希望者との交渉の前に、不動産査定の内容や制度にこだわることが大切です。
今回は、不動産売却時の査定が重要とされる理由と、査定を依頼する際に押さえておきたいポイントについて解説します。
1.不動産売却で査定を重視する必要がある3の理由
不動産売却のスタートとして、査定の内容や制度を重要視すべき理由は大きく分けて3つあります。
1)査定金額が売り出し価格の基準になる
物件の売り出し価格は、不動産会社が算出した査定金額をもとに決定します。
もし査定金額が、同じような物件の相場とかけ離れていた場合、適正価格設定ができず、いざ売却活動を始めてもなかなか買い手がつかないということも考えられます。
物件を早期に売却するためには、市場相場に近い価格に設定する必要があるため、その基準となる査定金額は、正確でなければならないのです。
2)物件のアピールポイントを明確にできる
不動産と言うものは1つとして同じものがなく、交通アクセスや間取り周辺の生活、環境や日当たりなど、物件ごとにアピールできるポイントが異なります。
適切な査定を行うことで、物件のアピールポイントを明確にでき、売却金額アップのための戦略を練りやすくなるだけでなく、購入希望者との交渉を円滑に進められるようになります。
3)売却までのスケジュールを明確化できる
新築の不動産とは異なり、中古の戸建て住宅は、物件の状態によっては、修理やリフォームをしてから売り出す必要があるケースも少なくありません。不動産の査定を行うことで、リフォームや修理が必要かどうか、工事をする場合はどれぐらいの期間を見越しておくべきかがはっきりとわかります。
特に引っ越し伴う売却の場合は、物件の売却時期や引き渡し時期の目安をできるだけ明確にしておく必要があるため、早い段階から査定をしておくことをおすすめします。
2.査定は複数の不動産会社に依頼したほうがいい?
不動産の売却について調べたことがある方は、「必ず複数の不動産会社に査定依頼をしましょう」という記事を読んだことがあるかもしれません。
複数業者への査定依頼が必要とされる1番の理由は、不動産会社によって得意分野・得意エリアがあるためです。
一口に不動産会社といってもさまざまな種類があります。不動産会社の業務には、大きく分けて売買・賃貸・管理という3つの柱があり、不動産会社によって力を入れている業務内容は異なります。
不動産会社である以上、物件の売却を依頼されたら断るということはありません。しかし、賃貸や管理をメインにしている不動産会社よりも、売買を多く取り扱っている不動産会社に依頼した方が、売却活動がスムーズに進むということはイメージできるのではないでしょうか。
さらに同じ売買でも、戸建てとマンション、新築と中古など、様々な分野があります。納得のいく形で売却活動を進めるためには、売却する不動産と同じカテゴリを得意とする業者を探すことが大切なのです。
最初のうちに複数の不動産会社に査定依頼をしておけば、どの会社が売買を得意としているのかを知ることができます。
また、営業担当者とのやりとりを通して、提案力や交渉力がある不動産会社かどうかを判断することも大切です。
最終的に、不動産がいくらで売れるかどうかは、営業担当者の購入希望者に対する交渉力にかかっていると言っても過言ではないため、査定価格以外の部分を比べるためにも、複数の不動産会社への査定依頼は不可欠です。
売却活動のスタートはRutoの不動産査定から!
不動産を納得のいく条件で売却するためには、建物の状態やスペックにとどまらず、地域文化や生活環境など、物件が持つ魅力を適切にアピールできる不動産会社を選ぶことが大切です。
Rutoでは金沢市周辺をメインに、土地や建物売却に関するご相談を幅広く承っております。時期お気軽にお問い合わせください。